呼吸器疾患は、慢性的に進行する病気や急激に発症するものなど、様々な進行をたどります。
その中で、自覚症状が乏しく加齢や喫煙に起因し、長期間かけて進行するのが慢性閉塞性肺疾患(COPD)です。今後もCOPDの死亡者数は増加する傾向にあります。
COPDは、階段の昇り降りや短い距離の歩行で息切れなどを自覚しながら長期間放置される場合も多くあります。
過去の喫煙が影響する場合も多く、現在タバコを吸わない方でも「息苦しさ・息切れ」を感じたら、呼吸器内科にご相談下さい。
呼吸器疾患は、慢性的に進行する病気や急激に発症するものなど、様々な進行をたどります。
その中で、自覚症状が乏しく加齢や喫煙に起因し、長期間かけて進行するのが慢性閉塞性肺疾患(COPD)です。今後もCOPDの死亡者数は増加する傾向にあります。
COPDは、階段の昇り降りや短い距離の歩行で息切れなどを自覚しながら長期間放置される場合も多くあります。
過去の喫煙が影響する場合も多く、現在タバコを吸わない方でも「息苦しさ・息切れ」を感じたら、呼吸器内科にご相談下さい。
日常生活では感じなかった突然の呼吸器症状は、患者の不安と恐怖を増長させます。
気管支喘息は、診断に至らず慢性的な症状に移行する場合もあります。当院呼吸器内科では、適切な診断と治療により症状がない生活を送ることができるように努めていきます。
気胸は若年男性に多く、「胸の痛み」や「激しい咳き込み」などの自覚症状が突然発生します。胸腔ドレナージや低侵襲(傷の小さな手術)の胸腔鏡手術などの治療で迅速に対応し、できるだけ早期に社会生活に戻れるように努めていきます。
世田谷区では40歳以上には肺がん検診が推奨されています。
肺がんは、進行するまでは自覚症状が乏しく、発見が遅れる場合もあります。検診や呼吸器以外の症状でたまたま撮影した胸部レントゲンで発見されるケースもあります。胸部異常陰影を指摘された場合は、呼吸器内科にご相談下さい。胸部CTや気管支鏡検査などの精密検査により、迅速な診断と最も有効で最適な治療方法を選択できるように努めます。
広く一般にも知られるようになった睡眠時無呼吸症候群や禁煙外来治療ですが、呼吸器専門医が治療にあたる施設は都内でもまだまだ少ない状況です。
久我山病院呼吸器内科では、睡眠時無呼吸症候群の診断治療に関しては症例数も多く、患者負担の少ない検査と在宅治療をご提案致します。
喫煙は慢性呼吸器疾患などの発症の重要な危険因子です。呼吸器を患っている患者と多く接し専門治療を行っている 医師や看護師が、禁煙の外来治療を行います。
久我山病院では、呼吸器疾患を患う患者が外来・入院・退院後(在宅)を通して、呼吸器科専門医を中心に各分野の専門家が協力し診療する体制(呼吸ケアサポートチーム)を整えております。
当院の呼吸ケアサポートチームは、定期的に行われている呼吸療法研究会を通して多くの知識と技術を習得し、最適な呼吸ケアを提供できるように努めています。また、医学会や学術集会での学会発表を積極的に実施しています。
中瀬 綾(なかせ あや)
呼吸器内科長
平成4年杏林大学卒
専門領域:呼吸器内科全般
資格:日本内科学会認定総合内科専門医、日本呼吸器学会呼吸器専門医
阿部 克俊(あべ かつとし)
医局長
群馬大学医学部
専門領域:呼吸器、感染症
多賀谷 理恵(たがや りえ)
聖マリアンナ医科大学医学部卒
専門領域:呼吸器全般
資格:日本外科学会外科専門医、日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
森 彩(もり あや)
札幌医科大学医学部卒
専門領域:呼吸器全般
資格:日本内科学会認定内科医、日本結核病学会結核・抗酸菌症認定医、日本呼吸器学会呼吸器専門医
当院の役割は地域医療に貢献することであり、そのためには、病診間の連携・病院間の連携が大変重要であると考えます。また、病診間の垣根を低くし、紹介・返信・逆紹介をスムーズにすることが、患者さんにとって大きなメリットになると考えます。
呼吸器科では、最新のガイドラインによる適切な診断と治療を行える体制を整えております。患者さんのご紹介の際には、地域連携室にご連絡いただければ、速やかに呼吸器内科医師と連携し迅速な対応をさせていただきます。(専門領域が明確であれば、特定の医師を御指名いただいても結構です)。お気づきの点があれば何なりとご相談ください。