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整形外科@作成中

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ごあいさつ

一般診療においては、腰痛・50肩・変形性膝関節症・肩こり・スポーツ障害などのよくみられる症状に対しては、リハビリセンターと連携し痛みを速やかに軽減するように取り組んでいます。外傷の創処置には、従来よりも痛みの少ない湿潤療法をとりいれています。
早期復帰のための最小侵襲の適切な手術および十分なインフォームドコンセントを行い、各疾患別クリニカルパスに沿ってチーム医療を行っています。
リハビリテーションは入院時から早期に行っており、特にリハビリテーション施設は東京の救急病院併設としては他に類がないような600㎡以上の広さを持ち、充実した運動機器を用いながら、筋力強化を始め、転倒再予防のバランス訓練や歩行訓練を行っています。スポーツ障害に対しては早期復帰と再発防止の指導訓練を行っています。紹介患者さんは優先的に診察しており、逆紹介をはじめとして積極的な地域医療連携(ネットワークを用いた情報の共有化等)を行っています。

脊椎外科センター

当院整形外科では、ここ数年来脊椎脊髄外科手術が増加しております。
これも高齢者社会の中、腰部脊柱管狭窄症に罹られても少しでも元気な状態で生活したいと(自力で歩き、家族に迷惑をかけない)あえて手術に挑戦される患者さんが増えています。
近年、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、側弯症など背骨の疾患に対し、背中の大きな切開や、筋肉の剥離を抑えた低侵襲手術が行われています。
当院では、内視鏡を用いた手術や、後方からの低侵襲手術、体の横から椎間板ケージを挿入する手術など、幅広い手技を導入しています。また合併症の発生など様々な問題点を見据え、患者様一人ひとりのベストな治療法や術式を選択していきます。


椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは椎間板・繊維輪に亀裂が入って、内部の髄核が突出して神経組織を圧迫した状態です。激しい腰痛と片側の下肢痛・しびれ感を引き起こします。疼痛やしびれ感の部位は、圧迫される神経によって異なります。神経症状の強い場合は障害神経の支配筋に運動麻痺が生じます。

腰部脊柱管狭窄症

腰椎(ようつい)内部の神経の通路である脊柱管が狭くなることにより、神経組織が圧迫されて症状が出現する病気です。典型的な症状としては「間欠跛行(かんけつはこう)」が起こります。間欠性跛行とは、歩き始めはとくに症状が強いわけではないのですが、しばらく歩くと脚が痛くなったり、しびれたり、こわばったりして歩くことができなくなる状態を指します。



骨粗鬆症による脊椎圧迫骨折・脊椎破裂骨折

骨粗しょう症性脊椎骨折には、椎体がつぶれるだけの「圧迫骨折」と、骨片がはじかれて後方に飛び出す「破裂骨折」があります。骨粗鬆症が進んで、脊椎が弱くなると起こりやすくなり、少しの衝撃でもつぶれてしまいます。転倒・しりもち・くしゃみなどでも起こります。続発して起こる遅発性の下肢の神経麻痺、排尿排便の麻痺(膀胱直腸障害)、耐え難い疼痛等 は手術適応となります。

側弯症

「側弯症(そくわんしょう)」とは背骨が左右に弯曲した状態で、背骨自体のねじれを伴うことがあります.側弯が進行すると、腰背部痛や心肺機能の低下をきたすこともあります。原因不明の側弯を特発性側弯症といい、全側弯症の60~70%を占めます。学校検診等で指摘されることが多く、装具治療を行い、ある角度以上になると手術加療が必要となります。
そのほか、脊柱の先天的な異常による側弯を先天性側弯症、神経や筋の異常による側弯を症候性側弯症といいます。


膝関節センター

変形性膝関節症

膝周囲骨切り術(AKO)
ー 変形性膝関節症に対する関節温存する新しい治療法 ー

AKO(膝周囲骨切り術)の特徴
①膝の痛みは改善、曲げ伸ばしは変化なし:術前と同様の生活が送れます。
②スポーツや仕事への復帰が可能:膝関節は人工物を使用せず温存されます。
③O脚やX脚が真っ直ぐに:骨切りによって変形が矯正されます。
④膝関節の寿命が延びる:変形性膝関節症の進行を遅らせます。

どのような手術?


変形性膝関節症によって軟骨がすり減りO脚やX脚になると、重心が移動し膝関節の痛い箇所に更に体重がかかることになります。AKOは、脛骨(すね)や大腿骨を骨切りし、脚の角度を変えることで膝にかかる体重を移動します。すり減った軟骨の負担が減り、十分残っている軟骨を使うため、痛みが改善し膝関節の寿命を伸ばすことができます。

新しい体内の固定器具や人工骨、手術法により、術後早期から歩行可能となります。手術翌日からリハビリを開始し、入院期間は2~3週間程度です。退院後は、当院で通院リハビリを継続していただきます。日常生活では制限はありませんが、スポーツや重労働は、術後3ヵ月程度で可能となる方も多くいます。

健康な膝は人生を豊かにします。AKOは比較的体の負担が少ない手術です。より長くスポーツを楽しみたい方や、登山やハイキングなど良く歩きたい方、農作業や肉体労働などまだまだ体を使いたい方など、皆さんにぜひおすすめします。

一般整形

骨折手術 最新のAO法を中心としたプレート固定、髄内固定、創外固定などを用いた小侵襲手術、人工骨頭など
鏡視下手術 膝関節の前十字靭帯再建術・半月板処置、肩関節の腱板縫合術・形成術
人工関節 人工股関節置換術、人工膝関節置換術
脊椎・脊髄手術 ヘルニア手術、椎弓形成術など
手の腱鞘切開、手根管・肘部管開放術
実施検査 超音波装置、超音波骨折治療器など


大腿骨頚部骨折

大腿骨頚部骨折とは、大腿骨の一部である大腿骨頚部と呼ばれる部分に生じる骨折です。大腿骨は人体のなかでも比較的太い骨ですが、加齢や骨粗鬆症など、骨がもろくなる状況が重なると発症しやすくなります。転倒をきっかけとして骨折が生じその後に日常生活に支障をきたしたり、寝たきりになってしまう方も少なくありません。
そのため可能な限り手術的な治療介入を行い機能回復を図っていきます。



橈骨遠位端骨折

転倒して手をついたときなどに、前腕を構成する骨のひとつである橈骨が手首の付近で折れる骨折のことです。
骨粗鬆症を患う高齢女性に生じやすい骨折であり、骨折のなかでも頻度が高いもののひとつです。発症すると、骨折による痛みや腫れが生じ、骨の偏位が激しい場合には、周辺を走行する神経にダメージが加わってしびれや運動麻痺を生じることもあります。



その他疾患

顔面・頭部以外の切創・挫創などのケガ、打撲・捻挫・骨折や脱臼などの外傷は当科で対応いたします。救急診療科や脳神経外科などの他科の先生方と連携を取りながら、初期治療より対応させて頂き適切な治療につなげて行きます。
また、関節外科では変形性膝関節症・変形性股関節症などの変形性関節症に対する治療も行っています。特に変形性膝関節症に対しては従来の人工関節置換術はもちろん、最近選択されることの多くなった骨切り術も症例に応じて行っております。

骨粗鬆症リエゾンサービス

骨粗鬆症リエゾンチームとは?

リエゾンとは「連携係」と訳され、診療におけるコーディネーターの役割を意味します。最初の脆弱性骨折への対応(治療)および骨折リスク評価と新たな骨折の防止を目的としています。
サービスの提供対象は大腿骨近位部骨折例、その他の脆弱性骨折例、骨折リスクの高い例や転倒リスクの高い例、高齢者一般がサービスの提供対象となります。
既に英国、豪州、カナダではこのようなサービスが実施され、多職種連携による骨折抑制を推進するコーディネーターの活動によって、骨折発生率の低下、医療費削減の報告もされています。
我が、日本でも一般社団法人日本骨粗鬆症学会において、骨粗鬆症の診療支援サービスに関わる医療職を対象にした教育プログラムを策定し、リエゾンサービスの普及・推進をすすめています。

当院では、2022年3月より「久我山病院 骨粗鬆症リエゾンチーム」を立ち上げ、患者様の骨折予防及び骨粗鬆症治療の普及に向けて活動しております。

当院のリエゾンチームの特徴

当院の骨粗鬆症リエゾンチームは、整形外科医と骨粗鬆症マネージャーを中心に、産婦人科医や事務職を含む多職種が連携し、入院・外来・手術後などの幅広い場面で、地域住民の『骨の健康』を守る活動を展開しています。看護師による生活指導、薬剤師による薬剤指導、理学療法士や作業療法士による運動・転倒予防指導、栄養士による栄養指導など、包括的かつ詳細な評価と治療を行う体制を整えています。
当院では、これまでに8名の骨粗鬆症マネージャーを育成し、国際骨粗鬆症財団から銅メダルの認定を受ける(東京都内で認定を受けている施設は7施設、世田谷区初)などの成果を上げています。
今後も、地域の先生方との医療連携を通じて、一次骨折予防を推進することで、生涯にわたって骨折を防ぐ健康づくりに貢献し、真の骨粗鬆症リエゾンチームを目指してまいります。

骨粗鬆症外来のご案内

骨粗鬆症リエゾンチームの立ち上げに伴い、骨粗鬆症外来を開設いたしました。整形外科医師と骨粗鬆症マネージャーを中心とした専門外来で患者様1人1人に合わせたオーダーメイドの骨粗鬆症治療を提供いたします。
ご紹介いただきました患者様の検査、評価を行い、近隣の先生方と医療連携ネットワークを構築し、患者様により良い骨粗鬆症治療を提供してまいります。

【診察日時】
第1~第4火曜日/第2週木曜日  13:00~14:30

私達が担当いたします


第一火曜日
佐野 秀仁
第二火曜日
鈴木 啓司
第三火曜日
佐藤 俊輔
第四火曜日
道廣 岳
第二木曜日
小松 研郎


骨粗鬆症外来ではこのようなことを行います
 検査

 ・DEXA(体幹骨・腰椎・股関節・その他の部分で測定します)
 ・採血(各骨代謝マーカー)

 治療
 ・投薬・病態に応じた最適な治療計画を実施します。

 指導
 ・必要に応じて栄養士・薬剤師・看護師などが指導を行います。



ご予約・ご依頼は

●患者様本人・ご家族からは
 TEL:03-3309-1111(代表)
●医療機関からは
 TEL:03-3309-1116(患者支援センター)
までお電話ください。

医師紹介

休診・代診

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