一般診療においては、腰痛・50肩・変形性膝関節症・肩こり・スポーツ障害などのよくみられる症状に対しては、リハビリセンターと連携し痛みを速やかに軽減するように取り組んでいます。外傷の創処置には、従来よりも痛みの少ない湿潤療法をとりいれています。
MRI、3次元CT、血管造影、高圧酸素療法、超音波装置、骨塩定量測定(DEXA)、 関節鏡検査、手術用顕微鏡、超音波骨折治療器など
早期復帰のための最小侵襲の適切な手術および十分なインフォームドコンセントを行い、各疾患別クリニカルパスに沿ってチーム医療を行っています。
リハビリテーションは入院時から早期に行っており、特にリハビリテーション施設は東京の救急病院併設としては他に類がないような600㎡以上の広さを持ち、充実した運動機器を用いながら、筋力強化を始め、転倒再予防のバランス訓練や歩行訓練を行っています。スポーツ障害に対しては早期復帰と再発防止の指導訓練を行っています。紹介患者さんは優先的に診察しており、逆紹介をはじめとして積極的な地域医療連携(ネットワークを用いた情報の共有化等)を行っています。
長谷川 雅一(はせがわ まさいち)
杏林大学医学部卒
医長
専門領域:整形外科一般、脊髄脊椎
資格:日本脊髄脊椎病学会脊椎脊髄外科指導医、日本整形外科学会専門医、
日本整形外科学会脊髄脊椎病医、日本整形外科学会脊椎内視鏡下手術・技術認定医、
日本整形外科学会リウマチ医、日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会スポーツ医
小松 研郎(こまつ けんろう)
岩手医科大学医学部卒業
専門領域:整形外科一般、外傷
資格:日本整形外科学会専門医、JATECインストラクター取得、
日本整形外科学会認定リハビリテーション医、日本体育協会認定スポーツ医、
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本救急医学会専門医
道廣 岳(みちひろ がく)
杏林大学医学部卒
専門領域:整形外科一般
資格:日本整形外科学会専門医
川野 洋介(かわの ようすけ)
杏林大学医学部卒
資格:日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会脊髄脊椎病医
スポーツ外傷、変形性関節症、脊椎疾患を対象とした専門外来を行っており、膝関節の鏡視下靭帯再建術や肩関節の鏡視下形成術、人工関節手術、脊椎手術をリハビリ等クリニカルパスを導入してなるべく受傷前に近い状態で退院できるようにチーム医療を行っています。
外傷(骨折など)に対しては低侵襲で確実な手術手技を心がけています。
創傷処置は消毒液を用いずに流水での洗浄をおこない、湿潤療法を基本とした処置を行うようにしています。痛みが少ないこと、創部がきれいに早く治るなどの利点があります。また難治性の潰瘍や熱傷などに対してもその有効性が確認できています。