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『いのちのリレー』

こんにちは

みなさんは妊娠、出産に向けてご自身のルーツを辿る機会が過去にありましたか?

私は、小学生の時に自分の名前のルーツ、中学生の時に自分の胎児期から出産時、幼少期について調べる機会がありました。振り返ると、授業の一環でその機会が与えられた事が現在の私自身に繋がっているんだなと感じます。

自分がこの世に生をなした瞬間、生誕した後の両親の育児奮闘の思い出を母子手帳の1ページ1ページ振り返りながら過去を辿るという行為は成人してからも自分の意識の根底として残り続け地層のように何層もが重なり合ってできた自己肯定感へと繋がっているような気がします。そして女性は特にこれから先、自分の人生における妊娠、出産へと繋がる過程へと密接に関係しています。

いのちは代々親から子へ、さらにそのまた子へと受け継がれていきます。
自分のルーツを知り、両親の想いを受け取り、今度はご自分がそれを次へ受け流す、いのちのリレー。
ご自分のルーツをご両親と振り返り、それを次はご自分の大切な我が子へと結んでいく、その過程はとても大切だと思います。

妊娠という新たないのちを授かる奇跡、そこから出産に結んでいく妊娠期、みなさんはどのように過ごしたいですか?

現在、世界はコロナ禍で4年前のように制限なしの生活を送るのは難しい部分もあると思います。しかし、妊娠期はみなさんのお腹のなかにもうひとつの尊いいのちが宿っています。そのいのちを守り、ご自身の思い描く出産へと繋いでいく為にはコロナ罹患は避けたいところです。

出産までの間でご家族やご友人たちと束の間の食事をしたり、赤ちゃんが産まれる準備などで外出の機会が多かったり、思いもよらずご家族間から感染してしまうという事も現状増えています。

妊娠していない時と比べて、妊娠中は免疫力が低下しやすく感染症にかかるリスクが高い上、さらに重症化しやすいのはご存じですか?

もしも罹患してしまった際、妊娠によりお腹が大きくなると肺が圧迫され呼吸器系も弱くなります。また、あまり激しく咳をするとお腹の張りを起こしたり破水してしまうこともあります。流産、早産、母子感染のリスクも高まってくるので、事前に感染予防する事がとても大切です。


感染してしまった場合、中後期の感染では早産(37週未満)のリスクが高くなり、出産後の新生児はNICU(新生児集中治療室)への入室を必要とする事例が多いと報告されています。

日本やアメリカの研究所では、妊娠中のワクチン接種は時期を問わず推奨しています。ワクチン接種による胎児や出産やへの影響はないと報告されており、ワクチンの副反応も妊娠していない同年代の女性と同じ程度だといわれています。

また、現時点では感染した妊婦の8割が夫などのパートナーからの感染であり、夫やパートナーにもワクチン接種をしてほしいとしています。


これからお腹の赤ちゃんの成長を見守り、ご自分の思い描いた妊娠生活を送る為にいつもの生活の一部に以下のことを意識してみてください。そしてその思いをご主人様とも共有することでさらにご家族間の絆も強く結ばれていきます。ご夫婦でともに大切な赤ちゃんを迎える出産当日、その出産後にご家族皆さんが笑顔でいられるように今から出産に向けて何に気をつけてどう生活していくかをイメージするひとつの機会になることを祈っています。



日常生活で注意すること


手洗い、うがいをしっかりと行う

人混みを避ける

部屋の乾燥に気をつける

④睡眠を十分にとり、規則正しい生活を送る

⑤体温が低くなり血流が滞ると、免疫細胞の働きが悪くなってしまうので体を冷やさないように心がける

など、以上のことを念頭において妊娠生活をお過ごしいただければと思います。


みなさんが望むバースプランが叶えられますように、わたし達スタッフもしっかりとサポートさせていただきます。

 






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