お産と同じように、誰もが産んだらおっぱいが出ると思っていませんか？

当院は、ママの体調と赤ちゃんの体調を見ながらですが、出産後の翌日より授乳指導を開始し授乳がスタートします。

しかし、授乳を始めたらすぐに母乳が出るわけではありません。

赤ちゃんに吸われると皆さんが思っている以上に、痛かったりします。
中には乳首が切れたりする人もいます。

赤ちゃんが上手く吸えないこともあります。

2.3日するとおっぱいガチガチに硬く張ってしまい熱を持ち痛くなる人もいます。

出産に関しては、皆さんバースプランを記入したり、それなりに準備をしてくれていますが、
産後のこと、母乳についてはあまり準備できていなかったりしませんか？

そんなママに妊娠中から乳房と乳首のケアをして母乳育児の準備をして少しでも楽しい母乳育児を目指しましょう。

そこで母乳の出を良くするには、赤ちゃんが吸いやすいおっぱいに準備しておくことが大切です。

赤ちゃんが吸いやすいおっぱいとは柔らかくて、伸びる乳首のおっぱいです。

まずは、妊娠20週を過ぎた頃からお腹が張らないママはお風呂に入っている時に乳頭の先をきれいに洗うことから始めましょう。

37週に入ったら積極的に手入れしていきましょう。

乳頭クリームや馬油を使い乳頭を伸ばしたり、もみずらしたりして痛くない程度にマッサージしましょう。

一人一人の乳首の形は違うので気になる方や、マッサージが分からない時は妊婦健診の時に私たち助産師に気軽に声をかけてくださいね。

皆さんの授乳期間が少しでも楽しく育児の幸せを実感してもらえるように応援しています。