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家族になろうよ♪ ~パパの役目と割り振りって何? パパに手伝ってもらいたいことは言葉にして伝えよう~

オキシトシンというホルモンの名前、一度はお聞きになったことあると思います。

陣痛を起こさせたり、陣痛が弱くなったりするときに使う薬剤もオキシトシンであり、おっぱいの分泌にも関係します。また、愛情ホルモンや幸せホルモンという別名でも知られています。誰かを愛おしく思い、幸せな気持ちになり、不安やストレスを緩和する作用もあると言われています。

 

赤ちゃんをお腹の中に宿していたママの体内のオキシトシン濃度は赤ちゃんが誕生した瞬間から高いのですが、パパはそれほどでもありません。現在、新型コロナの影響で、立ち会い出産や面会を制限していることもあり、入院生活を一緒に過ごしてきたママの愛着レベルまで、退院時にお迎えに来てくれたパパは追いついていないかもしれません(もちろん個人差があります)

しかし、パパも子育てに参加するとオキシトシンが分泌されます。参加すればするほど、オキシトシンが出るので、退院後おむつ交換や抱っこなど赤ちゃんのお世話にどんどん加わりましょう。

たとえば沐浴やミルクはパパの役目と割り振りしてみましょう。役割をこなそうとすることで、赤ちゃんへの愛着も増していきます。育児参加したパパは、最終的にはママと同じオキシトシンレベルに届くそうです。

オムツも替えたしミルクも飲んだのに、なんで泣いているのだろうという時が必ずあります。そんなとき、赤ちゃんを率先して抱っこしてあやしてください。パパの株は爆上がりし、この人と結婚してほんとに良かったと思われます。間違ってもスマホに夢中で気付かないってことがないように、でっかいアンテナ立ててください。

 

また、オキシトシンには意外な作用もあり、他者に対して排他的になるそうです。

オキシトシンが分泌されると、仲の良い人にはより強い信頼関係を結びますが、そうでない人には疎遠になり、しばしば攻撃的になります。パパも「親密な相手」という枠に入れなかったら攻撃対象になります。線引きの外側に置かれると後から内側に入るのは難しいそうです。ママがオキシトシンで作る仲間の輪に入れてもらえるよう、産まれる前からママをサポートしましょう。今すぐシンクにある食器を洗ってください。お皿を見るたび洗ってください。洗い終わったら排水溝の生ゴミも処理してください。全てさりげなく行ない、ドヤ顔をしてはいけません。

 

ママは、パパに手伝ってもらいたいことは言葉にして伝えましょう。

不機嫌さを表して「気づいて欲しい」では男性の脳には伝わらす、なぜ怒っているんだろうと不思議に思うそうです。

「言ってくれればやったのに」と思うので、手伝って欲しいことは言葉で伝える方が効果的です。もちろん感謝の言葉を忘れずに。二人の赤ちゃんだからやって当然、という態度では、進んでやる気が起きないものです。また、ママは、1週間先に赤ちゃんのお世話を始めたアドバンテージがあるので、パパのやり方に「そうじゃない」と口出ししたくなる場面もあるかもしれません。思っても良いですがキツい言葉で口に出してはいけません。新入りのバイトさんを育てるような気持ちでご指導ください。育て方次第で有能な正社員にもなれます。

 

実母や義母のありがたいアドバイスは、時に心に刺さってモヤモヤすることがあります。産後のホルモン変動やストレスから、普段ならなんてことない言葉が突き刺さり、涙が止まらなくなることもあるでしょう。そんなときは、右から左~♪ ムーディ勝山で構いません。(世代じゃない?ググって)

 

二人だった生活が三人に、三人だった生活が四人になる。

赤ちゃんが生まれることはとても喜ばしいことですが、生活スタイルの変化は少なからずストレスを伴うものです。それはママにも、パパにも、上のお子さんにも。

せっかく家族になったのだから、赤ちゃんも家庭も大切に育んでくださいね。

 

いつかあなたの笑顔によく似た男の子と

いつかわたしと同じ泣き虫な女の子と

どんなことも超えてゆける

家族になろうよ♪






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久我山病院 産婦人科病棟